私たちは、北海道・旭川で
木のものづくりをしています。
株式会社コサインは「木」「作り手」「使い手」が共にあるような、長く暮らしに寄り添う生活道具を作っています。木の素材感が際立つシンプルな美しさを大切に、確かな技術でものづくりに向き合い、長い年月をかけて育った木を無駄にせず、最後まで使い切る工夫をしています。そして、長くお使いいただくことを考え、お客様とのつながりを大切にしています。
私たちは北海道旭川で、木の生活道具を作っています。
株式会社コサインは1988年、4名のクラフトマンが集まって設立された会社です。「家具を作る時に出る木の切れ端を生かすことはできないだろうか」。そんな発想は創業当時から持ち続けていた精神。だから、記念すべき製品の第一号はスイッチカバーです。工房に来ていた電気工さんの「木のスイッチカバーがあったらいいのに」の声をもとに短い材料を活かして作られました。木を大切に使いきることは、あれから35年がたった今でもコサインの基礎をなしています。長い年月をかけて育った木をいただいて作るコサインの生活道具。スイッチカバーから文房具、時計などの小物へ、その後ロングセラーのドレスラックが生まれ、製品は「小から大へ」移り変わっています。近年ではソファーやダイニングテーブルなどの家具類もつくり始めています。しかし、創業から時を経た現在も、木の切れ端や鋸くずまでも無駄にしない精神は受け継がれています。
一緒に育つ、暮らしに木の温もりを。
コサインの製品に主として使われている樹種は、メープルとウォルナット。特に絹のようになめらかで明るい色のメープルは、コサインを代表する素材です。メンテナンスをしながら使い込むと風合いが増し、使い手それぞれの味わいが生まれます。暮らしに馴染み、長く大切に使ってもらえるようにと、素材の良さを最大限に活かすシンプルかつ丁寧な加工を心掛け、使い手と共に齢を重ねていくような、そんな楽しみを持った木の道具をつくります。
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